おじいちゃんの方眼ノート、発泡美人とか。

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おじいちゃんの方眼ノート

2016.10.15 朝日新聞朝刊より

朝日新聞 2016年10月15日 朝刊記事

普段、如何に世の中に対してアンテナを張り巡らさずに生きているか、を露呈してしまうことになるのだが。先週1015日の朝日新聞朝刊で、ふと目に止まった記事。15日から新聞週間とのことで、『未来へ 新聞ができること』という特集の中の一つである。東京都北区に在る小さな印刷所が手作りした方眼ノート、特許まで取得したのに全く売れずに困っており、見かねた制作者の孫娘が今年の元日にtwitterで『うちのおじいちゃんのノート、費用がないから宣伝できないみたい。Twitterの力を借りる。』と呟いたところ、突如注目を集め始め、78,000冊あった在庫の山に対し、30,000冊を超える注文が入ったとか…。思わず『下町ロケット』の佃製作所、『陸王』のこはぜ屋のようなサクセスストーリーを想像してしまったのだが、それはさて置き、気になるのはこの方眼ノートである。

Amazonにて購入

おじいちゃんの方眼ノート

早速ネットで検索してみると、“都内の小さな印刷所”は「有限会社中村印刷所」、そしてAmazonでも購入出来ることが判明。(Amazonから“有限会社中村印刷所”で検索すると、色々なバリエーションのノートがあることが分かる。) 今回お試しの意味も兼ねて、B5判 方眼ノート 5mm罫を1冊、大変遅ればせながら(汗)購入してみた。

印刷一筋78年印刷親父・方眼ノートの中村印刷所
〝おじいちゃんの方眼ノート〟量産化 作るのは「ジャポニカ」の会社 - withnews(ウィズニュース)
今年1月に話題になった「おじいちゃんの方眼ノート」を覚えていますか? ついに「ジャポニカ学習帳」で知られるショウワノートとの提携が決まりました。

ナカプリバイン

ナカプリバイン

「ナカプリバイン(ナカムラ・プリンティング・バインダー)」とは『水平開きが出来る新時代ノート』のことを指すらしい。詳しいことはよくわからないが、特許を取得したというのだから、画期的な技術・製法なんだろう。

B5判 方眼ノート 5mm罫 水平開き

有限会社中村印刷所 B5判 方眼ノート 5mm罫 水平開き(ナカプリバイン) (中身)

(クリックまたはタップすると、複数画像が拡大表示されます)

百聞は一見にしかず、ノートを任意の処で無造作に開いてみる。おお、これは素晴らしい。ストレス無く、ぱたっと180度・水平に開くではないか。今回購入したB5 5mm方眼は30枚閉じられているが、他に「A6判 ノート手帖 方眼+横罫 100枚」という種類もあるので、水平開きと本文の枚数に関連性は無いのだろうね。

試し書き

ナカプリバイン 試し書き

さてそうなると、いよいよもって気になるのは本文紙の性能・書き心地である。万年筆、ボールペン(油性,ゲル/ジェルインク)、鉛筆、シャープペンシルなどで、あれこれ書き込んでみた。書いてみて分かる、水平開きの有り難さ。MONOKAKIののどの開きの悪さとは対極にあるようなノートである(笑)。紙自体の触り心地はサラサラした(ツルツルではない)感触。滑り過ぎず、特に万年筆だとごく僅かながら紙の抵抗を感じる。

ナカプリバイン 本文のインクの滲み

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万年筆の染料インクだとご覧のようなヒゲが生え、裏抜けも起こる。古典ブルーブラックだと問題無いようだが。顔料インク(ぁあ、カキモリ…orz)は試していないので分からない。比較的描線が太くなる傾向かと思われる。個人的には万年筆でも使えないことは無いが、ゲル/ジェルインク ボールペンが一番相性が良いと思う。それも0.5mm以下の細字系が好ましいと思う。

先ずは会社でがんがん使ってみようと思う。クドいようだが、水平開きは実に使いやすい。年内中にまとめ買いする予定(笑)。

クリップファイル発泡美人

小日向京さん愛用の一品

セキセイ クリップファイル発泡美人 A5

小日向京さんとお会いした際、毎度視界に入るのがこのA5サイズのクリップボード、「発泡美人」。『小日向京のひねもす文房具 第六十二回』でご説明されているので、詳しくはそちらをご覧頂くとして、先日自分もついに購入してしまった。世の中的にはA4サイズが主流のようだが、A4だとちょっと(かなり?)大き過ぎる。このA5というサイズが実に小回りが利いて使い勝手がいいのである。

小日向京のひねもす文房具|第六十二回「A5サイズのクリップボード」 | ナガサワ文具センター
ふだんのとりとめもない考えごとは、クリップボードへ紙を挟んだものに書いています。 そういう時のクリップボードはA5サイズです。なぜなら、自分の持ち歩く鞄(吉田カバン ポーター タンカー ショルダーバッグL)に横向きで入り、喫茶店などでテーブルに置いてもコンパクトにまとまり、電車の中や机のない講演会などでも幅広にならず持...

榛原蛇腹便箋 色はけびきを使う

榛原蛇腹便箋 色はけびき こういう向きに書いてみた図

これも小日向さんの真似をして、榛原蛇腹便箋 色はけびきを挟む。問題は縦書きが不得手な自分にとって、如何に快適に横書きで使うかである。クリップボード自体を横にしてクリップ部が右に来るように使うと、右側に書き進めて行くにつれクリップが邪魔になる。クリップ部を左にくるようにすると、ボードの蓋の部分が身体に当ってもっと邪魔!…では蓋の部分をぱたんと折り返すと、今度は微妙な傾きが気になる始末(笑)。

最終的に落ち着きそうなのが、上図のように罫線を無視しての横書き使いである。ある意味無地に書いているような感覚で、平衡感覚に乏しい自分が書くと情けない感じになってしまうが…まぁこれは慣れの問題かも知れない。因みに「発泡美人」なるネーミング、表紙にリバーシブル3層発泡PP素材を使っているのが由来だとか。少々水をこぼしても汚れが付いても気にはならない。問題は都内だと入手出来る店が少ないこと…ヨドバシアキバだとA4サイズは埃を被って沢山放置されていたのだが(笑)。

2016.10.21 – 23 伊東屋新宿店 中屋万年筆イベント

緑溜 中軟のペン先調整

中軟 フロー調整前後

(クリックまたはタップすると、複数画像が拡大表示されます)

都内では久しぶりの中屋万年筆フェア。新宿は小田急百貨店10Fの伊東屋新宿店で10/21から23まで開催中。初日の金曜日の午後、来週でいよいよお別れの神谷町(もう2度と行くことも無いだろう)から新宿へ向かい、緑溜 中軟のペン先調整を受けに行ってきた。

21日のみかも知れないが、この日吉田さんは不在。伺った時は、女性の方が1人で対応されていた。以前、池袋でシャルトブルー ロジウム 細軟(彼は彼女の元でいい子にしているだろうか…)を調整して頂いた女性とはまた別の、初めてお目にかかる方である。もう少しだけインクフローを良くして欲しい旨を伝え、調整して頂いた。(確かシャルトブルーの時もそうであったが、プラチナ万年筆ってフロー調整で時々ペン芯を替えているのを目にする。フローの良いペン芯/渋めのペン芯と造り分けているのだろうか?)

何度か調整&試筆のやり取りを繰り返す中、『少しザラつき感が有りますが、これも取りますか?』とご指摘頂いたので、併せてお願いする。

フロー調整前後の筆致は上図(NOLTY 2017、 インクはペリカンBB)の通り。フローも少し多めになり、滑らかに書けるようになった気がする。今から思うと、調整前のメリハリの付いた(と云うか出した)筆致線も、これはこれで良かったのかなぁと思ったりするが(笑)。

今回の音と美女…

今回の音…

Tudor Lodge 1971年の名盤『Tudor Lodge』より。紅一点 Ann Steuartの清楚な美声をフィーチャーした曲も素晴らしいのですが、今回は少々Rockっぽい♪The Lady’s Changing Homeを。

今回の美女…

山口沙紀 01

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