NOLTY 2017。

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 NOLTY普及版

NOLTY 2017

2017年のダイアリー(手帳)は、既にジブン手帳でFixしている。ただしこれは自宅据え置き用であり、携帯用としての手帳類は特に決まっていない。現在も携帯する手帳はIDEAやカキモリのオーダーメイド・ノート、Ca.Creaなどその時々で変わっている。ところがそうしてしまうと書いた情報が分散されることになり、何処に何を書いたのかが分からなくなってしまう。正直、これは賢い運用方法ではない。

何か携帯用としていいのがあればなぁ…と思っていたところに、このNOLTYである。実はこの色違い(赤)バージョンを以前、小日向さんにお会いした際に見せて頂いたことがあった。1,020円の普及版ながら造りはしっかりしているし紙質も良さそうだったので、所用で文房具売場に立ち寄った際に購入してみたわけである。

NOLTY 2017 中身(2017年8月9日付近)

中身は年間予定表、月間予定表、週間予定表、後は罫線/方眼罫のメモページなど。週間予定表はレフトタイプの12時間表記型である。この辺りの構成はGOLDと変わらないようだ。

NOLTY 2017 試し書き

早速、方眼罫のメモページに試し書きしてみる。紙は目に優しい感じのクリーム色で厚さは薄め。柔らか過ぎず硬過ぎず、表面はサラサラしているが筆記してみると適度な抵抗感がある。万年筆インクでの滲みや裏抜けも無さそうに思える。裏写りも紙の色がクリーム色の為か、然程気にはならない。

NOLTY 2017 試し書き(拡大 #1)

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パーカー ブルーブラックを入れたオプティマ ブルー 細字スタブ研ぎや、ジュースアップ 0.4mm ブルーブラックで書いてみた。このオプティマでは然程違いは感じられないが、万年筆によっては、多少線が細くなる傾向。むしろこれが本来の線巾かも知れない。特に筆記具を選ぶ紙ではないが、やはり万年筆で書く方が楽しいと感じてしまう。適度な紙の抵抗によって筆致線が締まるし、狙った処で止まるという制御のしやすさがある。

 NOLTY普及版とGOLD

NOLTY 2017と2014 GOLD

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家宅捜索した結果やっと見つかった(笑)、2014年版GOLDと並べてみる。共に95mm×144mmと寸法は同じであるが、GOLDの方が高さが若干縮んでおり、より中身の紙と一体化したようになっている!

NOLTY GOLDやカクノ細字とか。
NOLTY GOLDやカクノ細字とか。
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DELTA Fusion 82とかNOLTY GOLDとか。
DELTA Fusion 82とかNOLTY GOLDとか。
金ペン堂にてDELTA Fusion82 グリーン 細字を購入! その他、2014年NOLTY GOLDを買った話など。

NOLTY 2017と2014 GOLD 表紙の質感の差

普及版の表紙(上の画像の下側)はビニール素材であるが、GOLDはインド産の羊革である。この羊革はとても柔らかく、手に馴染みやすい。いい具合にクタッとした表紙の革は、持つと手に吸い付くようであり、革マニア(?)ならずともたまらない質感である。また、この羊革のせいで“のど”についてもGOLDの方が開きが良い。普及版は180度開いた際、“背”の部分の張り出し(撓み)が邪魔となってしまう。些細なことかも知れないが、書く時により平面性を保てるか否かで書きやすさにも影響があるはずである。

NOLTY 2017と2014 GOLD 小口

小口部分の比較。ご存知の通り、GOLD24金圧延金箔が施されている。単に見た目だけではなく、汚れを防ぐ意味もあるらしい。

NOLTY 2014 GOLD 試し書き

そして問題の、紙質。2年も前だと記憶などとうに霞んでしまっており、普及版とGOLDの紙質の差なんて微々たるものでは?…などと思っていたのだが、実際に書いてみるとその差は(自分のような鈍感人間でも)はっきりと分かる。紙のしなやかさが違う。その分、特に万年筆のペン先を当てた時の感触がスムースに感じる。ただ、このGOLD2017年版の下ろしたての新品ではないので、経年変化のせいも多少はあるかも知れないのだが…。

NOLTY 2014 GOLD 試し書き(拡大 #1)

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実際、比べてみて初めて分かるということも往々にしてある(笑)。

後、少々汁ダク気味のフローの万年筆で書いてもかなり安全(滲み・裏抜け)ではあるが、その場合インクの乾きは遅めなので、乾ききる前に手帳を閉じてしまうと裏移りする可能性大である。

 総括

やはりGOLD欲しい

来年使用しようと思っている普及版よりも、GOLDの方への賛辞が多くなってしまったが(笑)、会社や外出先でささっと書き込んだりする分には(→恐らくボールペンが主流のはず)、普及版の紙質でも充分すぎるクオリティだと思うし、全体の造りも含めて、たかだか1,000円程度の手帳とは思えない完成度の高さである。

しかしまぁ、一度GOLDに触れてしまうと…後戻り出来ない感はある(笑)。いっそ月間予定表の紙面も含め本来の使い方を度外視し、上質な革に包まれた万年筆との相性抜群の紙から成る一冊のノートとして、GOLDをお迎えするという手もある。悩ましい。実に悩ましい。

 今回の音…

 今回の美女…

Anri Sugihara 363

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