Pelikan M805 Stresemann とか Steven Wilsonとか。

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Pelikan M805 Stresemann #1

丸善日本橋店で3/4から開催中の「丸善 世界の万年筆展」。初日、近くに所用で出掛けたので帰りに立ち寄る。一度現物を見てみたいなぁと思っていたM805 黒縞(シュトレーゼマン)を拝みに、ペリカンのブースを覗いてみる。Webや雑誌で見てもまるでモノクロ写真を見ているような錯覚・違和感があったのだが、実際に山本さんに現物を見せて頂いて、そのシックな佇まいにいきなりグラグラと心が揺れ動いてしまった。

Pelikan M805 Stresemann #4

もっと地味かと思ったのだが…いや実に美しい。

Pelikan M805 Stresemann #2

しかしM800/805はここのところ、立て続けで悔しい思いをしている。茶縞(F)は色々な人にペン先を調整してもらったのだが結局手放してしまったし(今から思えば一度山本さんに見てもらえばよかったと後悔)、M805黒銀は軸の大きさとペン先(EF)のバランスが自分には合わなかった。

Pelikan M805 Stresemann #3

試し書きさせて頂いたのは細字(F)。その滑らかで心地良い書き味に、『さすが山本さん!』と感激してしまったという(笑)。因みにこのシュトレーゼマン、ペン先はロジウムコーティングされており、黒×銀で見事に統一されている。これは些細なことのようで、実は相当にポイントが高い!

Hand. Cannot. Erase

閑話休題。先日発売されたSteven Wilsonの新作『Hand. Cannot. Erase.』。個人的には2015年のBESTが早々と出てしまったというか、後世に残る傑作だと信じて疑わない。

本作のストーリーは、家族や友人との関わりを絶っていた為、2003年の末にロンドンのアパートで死亡しながらも20061月まで死体が発見されなかったジョイス・キャロル・ヴィンセントという実在の女性がモデルとなっているらしい。

2011年作の映画「Dreams of Life」にインスパイアされたとのことだが、Steven Wilson曰く『身寄りの無い老人の孤独死ならばともかく、家族や友人もいて魅力もあった女性が40歳代の若さで死亡し、しかもその遺体が3年近くも放置されていたというミステリアスなストーリー』に興味を抱いたとのこと。

悲劇的なストーリーではあるが、全体的には押し潰されそうな重苦しさや、感情的に流されすぎたような悲壮感を打ち出してはおらず、こと音楽面で云えばドラマチックで物悲しくも実に美しい。例えばこの♪Perfect Lifeなど、比類無きメロディの美しさに感動すること間違い無い。プログレだ洋楽だという狭い分類を超越して必聴の名作。

因みにこれらは過去のアルバムからのPVだが、アニメとはいえ凄く完成度が高いので必見である。映画を見たような満足感が得られる(はず)。

Pelikan M805 Stresemann handwriting #1

さて、シュトレーゼマンに話は戻るが、購入時に好みのインク瓶が1本付けてもらえ、その場で吸入もして頂ける。タンザナイトを呑ませようと思っていたので、洗浄が簡単なロイヤル・ブルーをリクエスト。

Pelikan M805 Stresemann handwriting #2

(クリックまたはタップすると、複数画像が拡大表示されます)

モンブランのロイブル同様、ペリカンも根強いファンが多いと聞く。上図は発色の良いグラフィーロと、蔦屋代官山店のインク・ジャーナルに書いてみたところ。暫くBB系の似たようなインクを主に使っていたので、新鮮に思えてならない。

Pelikan M805 Stresemann handwriting zoom #1

(クリックまたはタップすると、複数画像が拡大表示されます)

この儚い淡い感じ、濃淡がいいなぁと。暫くインクはこれでいこうと思う。

Pelikan M805 Stresemann handwriting #4

(クリックまたはタップすると、複数画像が拡大表示されます)

recto no.4、ロディアに落書きの図。フローも程良く、書いてて楽しいなぁというか、意味もなくウダウダと何かしら書いていたいと思える一本。

Mai Kamuro 27

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