プラチナ万年筆 河口 Part.1

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河口湖から見る富士山

河口湖から富士山を望む

河口の細部を見る

河口 説明書

前回河口の紹介は、所謂“開封の儀”的な簡単なものでしたので、今回はちょっとだけ詳しくレビューしていきたいと思います。

ドーンブルー

河口とシャルトルブルー

↑複数画像アリ。

「夜明けを待つ河口湖」をテーマとした河口、同じブルー×シルバーという配色のシャルトルブルー ロジウム仕様と比べてみました。奥が河口、手前がシャルトルブルー。なかなかこの青色の違いをカメラに収められなかったのですが、上の画像でその色の差が分かるでしょうか?こうやって見ると、河口(ドーンブルー)はシャルトルブルーより少し薄く感じられますね。赤みの無い仄かに暗い青。ブルーブラック的な美しい色合いだと思います。2枚目の画像は蛍光灯の下で撮影したのですが、“光線彫り”が施された部分に光が反射して、湖の水面に光が煌めくようです。

澄んだ湖の中に青い光が溶け込んだ瞬間の”ドーンブルー”をボディカラーに再現しました。この時間帯の湖面は、鏡のように張りつめた部分と穏やかに波立つ部分が交差するのが特長です。その表情を光沢のある光線彫りで表現しました。

天蓋

天冠 富士山 #1

↑複数画像アリ。

キャップの天蓋部分には、富士山をモチーフにしたパーツが透けて見えます。拘りと云うか、遊び心が溢れていると思います(笑)。このパーツのため、キャップはこれまでのセンチュリー・シリーズの万年筆の中で最も重くなっています。(前回も書きましたが)キャップを軸尻に嵌めて書かれる方は、この重さ故に違和感を覚えると思います。個人的には、この部分がスノードームになっていたらもっと楽しいのに…と思いました(笑)。

ペン先

河口 ペン先

河口 ペン先(正面)

↑複数画像アリ。

14金にロジウムメッキを施した精悍なフォルムのペン先。今回購入したのは太字(B)です。河口の太字が全てそうなのかは分かりませんが、正面から撮った画像を見ると、以前によく海外製の太字で見られた四角研ぎの様な形状になっています。参考までに(?)緑溜 中軟のペン先も、ボケボケですが撮ってみました…分かりづらいですが丸研ぎですね。

シリアルナンバー

河口 シリアルナンバー

キャップにはシリアルナンバーの彫刻があります。これは「0769/2500」ですね。シリアルナンバーに強い思い入れは無いので殆ど気にはしていないのですが、76970年代Rockと勝手に解釈しました(笑)。そういう意味では自分にはこの番号が合っていると思いました(笑)。

河口の筆致

河口 太字で飾り原稿用紙 碧翡翠に書く

インクはパーカーのブルーブラックを入れました。クロームメッキ仕様コンバーターが標準で付いています。以前所有していた本栖の太字は、あまりフローが良い感じではなかったと記憶していたのですが、この河口はフローも良く、滑らかに書けます。

河口 太字で飾り原稿用紙 碧翡翠に書く(拡大 #1)

↑複数画像アリ。

先程“四角研ぎ”の様なペン先云々と書きましたが、ややスタブっぽい、気持ち縦太横細的な線が引けます。

河口 太字で榛原蛇腹便箋に書く #2

↑複数画像アリ。

フローがやや多めなので、少しフローを絞るかフロー渋めのインクを使うと、よりスタブっぽい筆致が際立つかも知れません。でも未調整ながらとても状態が良いので、敢えて弄るようなことをするつもりは全くございませんが(笑)。今回は試してなかったのですが、比較的線が細くなる傾向の満寿屋の紙やツバメノートに書くとどういう筆致になるか、検証してみたいと思います。

河口 太字で飾り原稿用紙 桃雲流に書く

↑複数画像アリ。

同じインクではないのですが、M800 緑縞の太字(インクはペリカンBB)と筆致を比べてみました。M800の方が太いですね。パーカーBBを入れると、もっとフローが多めになって太くなるかも知れないです(笑)。

山田紙店小日向京さん別注原稿用紙に河口と緑溜で

↑複数画像アリ。

山田紙店の小日向京さん別注原稿用紙にも書いてみました。同じパーカーBBを入れている緑溜 中軟と。太字で堂々と書くということは、それだけ目立つということでもあるので、字のバランス・並べ方が上の画像のようにバラバラだととても見苦しいというお手本ですね(笑)。

河口 太字でKOKUYO RESEARCH LABに書く

↑複数画像アリ。

コクヨのRESEARCH LABノート。こういう硬めの紙でも実に滑らかに書くことが出来ます。単に滑らかな太字という書き味とは少々違うと云うか…という話は前回しましたっけ?(笑) 所有している万年筆一本一本に名前を付けて呼ぶという趣味は無いのですが(笑)、この太く滑らかでかつコシのある書き味は、まるでジャコ・パストリアスのベースだ!と勝手に独りごちております(笑)。

独りプラチナ祭り

独りプラチナ祭り、です(笑)。ラミーのサファリ,アルスターは別として、現状、同じメーカーの万年筆を3本以上所有って、プラチナのみですね。(過去、モンブランやペリカンでそういう時期がありましたが…) それぞれにそのペン先の良さを感じることが出来て嬉しい限りです。暫く太字をメインに使っていなかったのですが、たまたま(?)好みの筆致のペン先を手に入れることが出来たので、河口(ジャコくん)の登場頻度が高くなりそうです。

Arina Hashimoto 1

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