プラチナ万年筆 河口 Part.2

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河口と港煉瓦

やはり原稿用紙には太字ですね

最近、太字万年筆の面白さ・愉しさを再発見している。確かに用途的には細字系と比べて限られるとは思うが、細かいこと気にせず取り敢えず書いちまぇ!という勇気を与えてくれるというか。

私の河口を試し書き(小日向京さん)

河口会

先日、神保町にて「河口会」会合に参加してきた。河口会と云っても、今のところメンバーは小日向京さんと当方の2人のみ(笑)。折角、お忙しい中をご参席頂いたのに、当方の体調(仕事でのストレスが要因)が思わしくなく、1時間程度でお開きになってしまったのだが…。

小日向さんは神戸の方で無事、河口(太字)を入手されたそうで、川口さんにフローを絞って調整して頂いたそうである。上図は、当日持参したトラベラーズノート(軽量紙リフィル)に当方の河口で試し書きされた様子。如何にも太字万年筆の扱いをよく心得ていらっしゃる見事な筆致である。

小日向京さんと私の河口

小日向さんと当方の河口

当方と小日向さんの河口の筆致。インクはそれぞれ、Parker BBPilot BB。書いた直後はParker BBも濃い青(藍色)だったのだが、時間が経過すると緑変してしまっている。実際に小日向さんの河口も書かせて頂いたのだが、中字程度の線の太さである。万年筆は、意図的にフローを良く(多く)して太めの線が引けるようにしたり、その逆でフローを絞って細めの線にしてみたりと、調整如何によって企画サイズと異なる線巾になる処が面白い(興味深い)と思う。一画目でうまくインクが出ない場合があるが、これから使い込んでペン先を育てていこうと思うと仰られていた。確かに、“ペン先を育てる”という概念は、筆記用具で唯一万年筆に与えられた愉しみ(或いは苦行)かも知れない。

Parker BBはバンクペーパーの罫線を弾く

カキモリ-バンクペーパーに

ペン先を育てる/自分の書き癖に合わせて馴染ませるという行為、以前に雑誌で読んだなぎら健壱氏のインタビュー記事『暇があったらTVを観ながら紙に万年筆で字や絵を書いて馴らしている』というのを思い出した。やはり万年筆は、書く量に比例してより自分仕様に変化してくれるのだ…だから汚文字でも何でも、先ずは字を書こう!と再認識した次第である。

バンクペーパーへの落書き

負け組はバンクペーパーの夢を見るか?

余談だが、“馴らし”に使う紙にはバンクペーパーがいいかも知れない。このザラっとした紙質はよりペン先のエージングを進めてくれそうな気がする。科学的な根拠は何も無いけれど(笑)。

Mina Asakura 1

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コメント

  1. よはねす より:

    河口会、いいですね。
    小日向さんと共通の話題で盛りあがれるって、いいじゃないですか!
    是非是非二回目を。
    …僕は河口ユーザーではないので、参加できませんけど(^^;;

    • より:

      次の河口会の開催の目処は立っていませんが(笑)、
      それぞれ時間を経過してどの様にペン先がこなれてきたか…を確認するのであれば、
      半年後とかでしょうか(笑)。
      それ迄自分も河口の成長を見守りたいと思います!